小さな部屋でも工夫次第で快適に過ごせます。
整理整頓するときに、「収納スペースが足りない」「物が溢れてしまう」と感じている人は少なくないようです。特に、部屋が狭いと思っている人は、収納に悩むことが多いものです。
今回は、狭い部屋での収納術及び狭い部屋を広く見せるコツについて紹介します。
【必見!】狭い部屋における6つの収納術
収納スペースが限られた部屋で困っている方へ、役立つ収納アイデアを5つご紹介します。限られた空間でも有効に使えるように工夫することで、部屋をすっきりと保つことができます。
1.デッドスペースの有効活用
まず、デッドスペースを活用することが基本です。
ベッドの下や洗濯機の上、冷蔵庫周り、シンク下、クローゼットの空間、収納扉の裏など、見落としがちなスペースを有効活用しましょう。収納ケースやラックを使うと効率的です。
2.収納付き家具の活用
次に、収納付き家具を活用する方法です。
収納付きベッドやソファ、テーブルは、家具としての機能に加え、収納スペースも提供します。これにより、部屋の収納力を大幅に増やせますが、部屋を圧迫しすぎないよう注意が必要です。
3.突っ張り棒の多用
突っ張り棒を使うのも有効な手段です。
玄関やリビング、クローゼット、お風呂場、洗面所、トイレなど、あらゆる場所で活用できます。突っ張り棒を使って収納スペースを追加し、物をきれいに整理整頓しましょう。
4.キッチンワゴンを使う
キッチンワゴンも便利なアイテムです。
キッチンワゴンは、使うときには近くに置き、使わないときには片付けることができます。リビングやキッチンでの使用はもちろん、どこでも移動できるため、狭い空間を有効に活用できます。
5.ハンガーラックの活用
さらに、ハンガーラックを利用するのもおすすめです。
クローゼットがない場合や洋服が多い場合に役立ちます。デザイン性のあるハンガーラックを使えば、見せる収納としても楽しめます。
6.壁掛け収納の利用
最後に、壁掛け収納を活用することで、空いた壁面を有効に使いましょう。
パンチングボードやハンガーネット、ウォールシェルフを使って、見せる収納を楽しむことができます。賃貸の場合は、2×4材を使って壁を傷つけずにしっかりとした収納スペースを作ることができます。
注意しなければならないことは、収納用品を増やしすぎると部屋が窮屈になってしまうという点です。紹介した収納術から自分の部屋に合うものを選んでいくつか試してみるのが良いと思います。私は、デッドスペースや突っ張り棒の活用をしています。また、家具を買い替えるときには収納のある物を選択しています。狭い部屋では、物を増やさない工夫も重要ですし、収納スペースが足りない場合は、物の購入と処分にルールを設け、必要以上に物を増やさないようにすることも大切です。
狭い部屋を広く見せる5つのコツ
狭い部屋を広く見せるための工夫を紹介します。色の使い方や家具の選び方、デッドスペースの活用法など、実践しやすい5つのコツをお伝えします。部屋をすっきり見せたい方におすすめの内容です。
1.配色や目線を工夫する
家具やインテリアは明るい色を選ぶと、部屋が広く見えます。特に白やベージュがおすすめです。また、目線の高さに物を置かないようにすると、圧迫感が減り、部屋が広く感じられます。
住環境コーディネータの資格を持つ友人から教えてもらったこの方法は、同じ部屋でも配置を変えるだけで見違えるように変化があるので、是非試してみてほしいと思います。
2.収納を意識した家具選び
収納家具は、中に何を収納するかを考えて選びましょう。棚板が動かせるタイプが便利です。ベッドやテーブルなどの主要な家具は、収納スペース付きのものを選ぶと使いやすいです。
特に収納のために家具を買い替えるとなると経済的にも負担になるので、私は壊れた家具を買い替えるときや、家具をリニューアルするときに収納性のあるものを選ぶようにしています。
3.隙間を有効活用する
洗面所やトイレ、寝室などのデッドスペースを活用しましょう。突っ張り棒やラックを使うと収納力がアップします。
デッドスペースは上手に活用すると、とても効果的があります。自分の住まいのデッドスペースを見つけることから始めると、狭い部屋でも見違えるように整理整頓できると思います。
4.定番の収納グッズを使う
突っ張り棒や100円ショップの収納グッズを活用しましょう。カラーボックスやスチールラックもおすすめです。
100円ショップのものは安くて良いのですが、目につくところで利用すると、安っぽい部屋の印象になる場合ばあるので、私は見えないところで活用するようにしています。
5.外部の収納サービスを利用する
収納しきれない物や大型の荷物は、トランクルームやレンタルサービスを利用すると便利です。
部屋を広く見せるための意識改革
物を増やさないために購入前に収納スペースを確認し、1つ買ったら1つ捨てる習慣をつけましょう。また、物の定位置を決め、使った後は元の場所に戻すようにしましょう。さらに、片付ける場所を曜日ごとに決めたり、目につきやすい場所を毎朝片付けるルールを作ると、部屋が散らかりにくくなります。
工夫次第で狭い部屋も快適に過ごせる空間に変えられるので、自分の意識を変えてシンプルで快適な生活環境づくりに挑戦してみてください。