この記事では、長年にわたるプランナー利用から得られた私自身のメリットをお話しします。
20年以上にわたってプランナーを使い続け、その利点を多方面で感じてきました。これには精神的な安定や実用性の向上が含まれます。
プランナーを使うことの良さを、具体的な例と共に紹介します。プランナーの利用を考えている方にとって役立つ情報が提供できればと思います。
プランナーがもたらす個人的な利点
私がこれまで20年以上に渡って使い続けてきたプランナーが、自分自身にもたらしてくれたものと思える利点【メリット】を紹介します。
1. 過去の活動を振り返る
プランナーには過去のスケジュールや記録が残るため、自分がどのように活動していたかを振り返ることができます。
例えば、過去の仕事の忙しさや、どのように時間を管理すれば効率よく動けるかが分かります。私も過去のプランナーに助けられた経験が何度もありますから、細かく記録を続けています。
さらに、日々のスケジュール、服装、献立など、決めるのが面倒な時にも過去の記録が役立ちます。「決める」作業を省くことができるため、思考を休めたい時には特に重宝します。
2. 懐かしい記憶を呼び覚ます
プランナーは、忘れがちな私にとって、過去を思い出すのに欠かせないアイテムです。
記録をたどることで、特定の時期に何をしたかを容易に思い出すことができます。日々の出来事、人との出会い、印象に残ったことなどを書き留めておくと、プランナーがまるで過去を綴ったアルバムのようになります。
3. 自己反省と向き合い
プランナーにはただの情報だけでなく、感情も記録します。これにより、自分の内面と向き合う時間が持てます。
スケジュールを見て、予定の詰め込みすぎを感じたり、その日の出来事から感じたことを振り返ったりします。過去の自分と向き合うことで、今の自分に活かすべき点を見つけることができます。
4. 自分だけの時間の楽しみ
プランナーを書く時は、誰にも邪魔されることなく、自分だけの時間を満喫できます。
他人との会話をせず、自分のペースで思考を巡らせることができるので、計画も立てやすく、過去の記憶も豊かに蘇ります。この静かな時間には、美味しいコーヒーとお菓子を添えると、さらに心地よいひとときを過ごせます。
5. スケジュール管理の容易さ
プランナーを使い始めてから、スケジュール管理がずっと楽になりました。手書きのメモは記憶に残りやすく、ダブルブッキングの防止にも役立ちます。
一目でその期間の忙しさが判断でき、余計な予定を避けることができます。急な変更は色を変えて記入し、忘れないようにしています。
6. 時間管理の向上
元々時間管理が苦手でしたが、プランナーを使うことで大幅に改善しました。時間を軸に管理することで、空き時間を効率よく活用できるようになります。
また、予定の詰め込みを視覚的に防ぎながら、自分の体力とのバランスをとることが可能になりました。予定が多い人や、時間の使い方に悩んでいる人にもプランナーは特にお勧めです。
7. 手書きに抵抗がなくなる
長期間手帳を使い続けたおかげで、手書き作業が苦にならなくなりました。
手帳を使って自分が後で見返しやすいように整理し、書き記すことで、手書きへの抵抗感がなくなりました。職場では「筆記がとてもスムーズだね」と評されることが多く、手書きのメモが仕事で役立つこともあり、手帳を使ってきたことが実を結んでいます。
8. データの喪失の心配が不要
手帳を使用していれば、紛失や破棄をしない限り、記録した情報が消える心配はありません。
特に自宅で管理している場合、さらに安心感があります。過去に携帯電話のデータを失った経験から、アナログの記録方法の方が信頼性が高いと感じています。もしデータ喪失が心配なら、手書きの手帳も良い選択肢です。
9. 文房具収集が趣味に
手帳を使い始めたことで、文房具収集が新しい趣味となりました。手帳をカスタマイズし、使いやすくするためにペンやシールを集めるようになりました。
長年使いやすいペンを探していたので、それを見つけた時は大変嬉しかったです。また、文房具愛好家として職場でも知られるようになり、その話題で人との交流が増えました。文房具は小さな自己へのご褒美としても最適です。
10. 新しい手帳の季節を楽しみに
新しい手帳が発売される季節が来ると、私のワクワク感は最高潮になります。
年間を通じて最も楽しみにしている時期で、次にどんな手帳を選ぶか、新しい種類がどんなものがあるかを調べることが楽しみです。この期待感が私にとって大きな喜びです。
11. 他人の関心を引く
手帳を使っていると、他人の興味を引きやすくなります。
デジタル管理が主流の中でアナログの手帳を使うと、珍しく思われることが多いです。手帳に記入している姿を見られると、「こんなにも管理が行き届いているね」と驚かれ、それが会話のきっかけになります。
手帳にびっしりと書かれた内容を見た人々は、私を几帳面な人と見なし、親しみを込めて話しかけてきます。
プランナーと手帳の違い
この記事ではあえて『プランナー』と呼びました。プランナーと手帳は似ていますが、使い方や機能には細かい違いが存在します。
プランナーは時間管理やスケジュール計画に特化しており、日々のタスク、週間・月間の予定、目標設定、プロジェクト管理などを整理するのに適しています。多くのプランナーは時間軸に沿ったレイアウトを採用しており、具体的な時間に予定や約束を割り当てるのが容易です。
対照的に、手帳はもっと多目的に使用されることが多く、スケジュール管理だけでなく、自分の考えや感情を日記のように記録したり、アイデアやメモを書き留めるなど、個人的な用途にも向いています。手帳のレイアウトは自由度が高く、個々の好みやニーズに合わせてカスタマイズできることが一般的です。
つまり、プランナーは時間管理と効率性の向上に焦点を当てたツールで、手帳はそれに加えて個人的な記録や創造的な表現のためにも使用されることがあります。どちらを選ぶかは、使用者の目的や好みによって異なります。
プランナー(手帳)の活用についてのまとめ
この度は、プランナー(手帳)を使用して得られた様々な良い点を挙げてみました。
手帳を使い始めた当初は小さな利点かと思っていましたが、想像以上に多くのメリットがありました。これらは全て私の個人的な経験に基づいています。手帳の活用がどれだけ役立つかを検討中の方々に、何かしらの参考になれば幸いです。
