物を減らすことには、まず空間が広がり、快適で心地よい環境が生まれるというメリットがあります。物が少なくなることで、掃除や整理が簡単になり、家事の時間も短縮されます。
また、探し物に費やす時間も減り、効率的な日常生活を送ったり、物が減ることで頭の中がクリアになったりします。そして、ストレスが軽減されると感じる人も多いようです。
不要な物を手放すことで、自分にとって本当に必要なものが見極められるようになり、生活の質も向上します。物を減らすことで、生活全体がシンプルになり、質の高い暮らしを追求するため、シンプルライフを目指す人には、かなり有効な手段の一つです。
部屋にあるものを減らす効果
物を減らすことには多くの効果があります。
まず、空間が広がり、心地よい環境が生まれます。物が少ないことで、部屋の掃除や整理が簡単になり、家事の時間が短縮されます。探し物に費やす時間も減り、効率的に日常を過ごすことができます。
また、物が減ることで、頭の中がクリアになり、ストレスが軽減されると感じる人も多いです。さらに、不要な物を手放すことで、自分にとって本当に必要なものが見極められるようになります。
この過程を通じて、自分の価値観やライフスタイルを見直すきっかけにもなります。また、買わない習慣が身につくことで、無駄な出費が減り、経済的にもプラスになります。環境面でも、消費を抑えることで資源の節約に繋がり、エコな生活を実現する一助となります。
物を減らすことは、生活全体をシンプルにし、質の高い暮らしを追求するための有効な手段です。
シンプリストおすすめの確実に物を減らす7つの方法
快適でスッキリした生活を実現するには、物を減らすことが必要不可欠です。
シンプリストがすすめる散らかった部屋を脱却するための「確実に物を減らす7つの方法」を紹介します。
1.なるべく物は買わないようにする
当たり前の話ですが、物を増やさないためには買わないことが重要です。買わないだけでは減らないと思いがちですが、家の多くの物は消耗品であり、日用品も使えば減り、衣類も着古せば手放す日がきます。
無意識に買ってしまう習慣がある人は、「テレビやSNSを見ない」「店舗に行かない」など、情報源を遮断することをおすすめします。
2.買いたい場合は、今あるものを手放してから買う
新しい物を買いたいときには、まず今持っている物を手放すことが大切です。この方法を実践することで、家の中に物が増え続けるのを防げます。
例えば、新しい洋服を買う前に、クローゼットの中を見直し、もう着ていない服や古くなった服を整理してみましょう。これにより、本当に必要な物だけを残すことができます。
また、子どものおもちゃを新しく買う前にも同じことが言えます。誕生日やクリスマスの前に、子どもに古いおもちゃを整理させると、新しいおもちゃを迎えるスペースができ、部屋も散らかりにくくなります。
手放すことを先に考えると、自分が本当に欲しい物が何かを見極めることができ、無駄な買い物も減ります。この習慣を身につけることで、常にスッキリとした環境を保ち、生活の質を高めることができるのです。
3.ゴミの日の前日に見直す
ゴミの日に合わせて捨てる習慣をつけると、確実に物が減っていきます。
燃えるゴミの日には冷蔵庫を整理し、衣類回収の日には洋服を見直し、燃えないゴミの日には使い切った電池などを確認するなど、ゴミの日に応じて見直すポイントを変えていきます。捨てると決めた後の待機期間も短いので、心変わりする前に不要な物を家から出すことができます。
私はこの方法を実践してから、ホントに不要なものが捨てられるようになりました。ゴミの日に合わせて断捨離するようにすると、無理なく物を減らせますよ(^^♪
4.レンタルやサブスクを利用する
現在では、家具や車などの大きな物から、おもちゃや電動歯ブラシなどの小さな物まで、レンタルの選択肢が豊富です。使用期間やコストによっては、購入よりもレンタルの方が経済的な場合もあります。
そこで、何か必要なものが出てきた場合は、「必要＝購入」と決めつけず、レンタルやサブスクも選択肢の一つとして検討してみるようにすると物が増えなくなります。
5.兼用できないか考える
物を減らすために、兼用できそうな物は、兼用する方向で考えて、どんどん兼用品を活用していきましょう。
専用の物を作らないことで、物の数を減らすことができ、使用頻度を上げることで満足度の高い買い物にも繋がります。
子どものいるご家庭なら、机を無印良品の折りたたみテーブルに変更して、日中はママの作業台や食卓として使い、子どもたちが帰宅してからは学習机として使用するなど、机の兼用を取り入れるとスッキリした空間が持てますよ。
6.なくて済ます暮らしを試してみる
「これがないと困る」という思い込みは、時には快適な生活を妨げることもあります。
寿命が来た物を買い替える際に、すぐに買わずに「ない生活」を試してみることをおすすめします。別の場所に隠して、なくて済ます暮らしをしてみるのも一つの方法です。
この方法を試してみると、「なくても意外と大丈夫だな！」と気付くものが結構あります。すると、それはなくても良いものとなります。また、なくて困ったということになれば、それは本当に必要なものだと言うことになます。つまり、自分にとって重要な物を再確認する良い機会にもなるのです。
7.収納から手放す
収納スペースが増えると物も増えるため、逆の発想で収納を減らすことで物を減らすことができます。
例えばクローゼットにいくつも収納ケースがあると、その中にいろいろ詰め込んで、結果的に物が増える、捨てられないという状況になってしまいます。しかし、収納ケースを減らせば、その中に入れていた物が行き場を失うことから、物が減るということになるのです。
現在の状況を何としても変えて、物を減らしたいという強い気持ちがあれば、騙されたと思って一度試してみると良いでしょう。
物を減らした後のスッキリした生活
部屋にある物を減らせば、「探し物がすぐ見つかる」、「家事の時間を短縮できる」など、多くのメリットを実感できるはずです。物が減ると、頭の中もスッキリとして、思考回路も効率的に働くようになります。
快適な生活を送るためにも、ぜひ物を減らすことにチャレンジしてみてください。
