2024年伊豆の大輪の花火！「按針祭海花火大会」

伊豆の一夜を飾る壮大な花火、2024年按針祭海花火大会が静岡県伊東市で開催されます。このイベントは、伊豆で最も規模の大きい花火大会であり、徳川家康の外交顧問だった三浦按針が日本で最初の洋式帆船を建造した地、伊東での按針祭のクライマックスを飾るものです。

大会は2024年8月10日の土曜日に行われ、伊東海岸周辺で約1万発の花火が夜空を彩ります。ビーチから見ることができるダイナミックなスターマイン、連続して打ち上げられる早打ち花火、水上で繰り広げられる幻想的な水中花火など、多種多様な花火が訪れる観客を魅了します。

アクセスは伊東駅から徒歩約10分と非常に便利で、イベント日には臨時列車も運行されます。この華やかなイベントで、夏の夜を特別な思い出で彩りましょう。

按針祭（あんじんさい）とは

按針祭（あんじんさい）は、伊東市で三浦按針（英名：ウィリアム・アダムス）が日本初の洋式帆船を建造した歴史的事実を記念して開催される祭典です。この祭りは毎年市制施行記念日の8月10日に中心に開催され、伊豆の夏の風物詩として親しまれています。

1947年（昭和22年）に始まった当祭りは、初回はボートレースや遠泳大会、ダンスパーティなど、現代の祭り内容とは異なるものでした。花火が加わったのは1949年（昭和24年）の第3回からで、それ以来、花火は祭りの定番となっています。

以下の表に、按針祭イベントの基本情報をまとめました。

この大会では、海上5か所から同時に打ち上げられる花火が、どこを見ても迫力満点です。

この伝統ある祭りでは、スターマインや早打ち、尺玉花火、空中ナイアガラなど、多種多様な花火が夜空を彩ります。夏の一夜を、感動的な光景で楽しみましょう。

特に、長さ500メートルにも及ぶ空中ナイアガラや、最大15号玉の尺玉花火などが夜空を美しく飾ります。

2024年の第78回按針祭のイベントスケジュールの詳細を調べました。花火大会の前からイベントはスタートします。

松川灯籠流しイベント
- 松川に彩り豊かな灯籠が流れる美しい光景が広がります。
- 会場：松川（通学橋〜河口）
- 時間：19:30～21:00
- 灯籠販売情報：灯籠は伊東市観光案内所で8月7日17時まで、また当日は通学橋といでゆ橋で各1,000円にて販売します。
灯籠と共に上がる花火
- 会場：伊東海岸（松原堤防）
- 時間：20:50～21:00

太鼓演奏競演
- 市内外から集まった太鼓チームが力強い演奏を披露します。
- 会場：なぎさ公園
- 時間：18:00～21:00
- 出演チーム：伊東囃子保存会（伊東市）、鳴神流雷神太鼓（八王子市）、雄勝町伊達の黒船太鼓保存会（石巻市）、天城連峰太鼓（伊豆市）、武州今熊太鼓（八王子市）、関東唐獅子太鼓（八王子市）
- 備考：出演チームは変更の可能性あり
太鼓の演奏に合わせた花火
- 会場：伊東海岸（松原堤防）
- 時間：20:50～21:00

按針祭式典
- 複数国の国歌を含む式典が行われ、多国籍の参加が予想されます。
- 時間：15:30～16:30
- 主なプログラム：
  - 開会の辞：伊東市議会議長
  - 按針讃歌合唱：伊東市少年少女合唱団
  - 国歌斉唱：イギリス、オランダ、メキシコ、日本
  - 式辞：伊東市長
  - 祝辞：外務大臣（代理）、イギリス大使、オランダ大使（代理）、メキシコ大使（代理）、静岡県知事（代理）、諏訪市長（代理）、広野町長（代理）
  - 祝電披露：メドウェイ市長メッセージなど
  - 閉式の辞：伊東観光協会長